2012年6月2日土曜日

中央区長より築地新市場についてのコメント

中央区の広報紙「区のおしらせ 中央」平成24年6月1日号にて区長より鮮魚マーケットあらため築地新市場についてのコメントがありました。

こんにちは区長です中央区長 矢田美英
築地市場が26年度に豊洲へ移転したあとの「築地新市場」づくりが急ピッチで進んでいます。
これは先日開かれた「第五回新しい築地をつくる会」(会長=古屋勝彦中央区観光協会会長)で、施設のコンセプトについて「周辺に集積する約400もの食品関連店舗(築地場外市場)との連携により、食のプロが求める物がすべて揃う施設」にするなど区の方針が了承されたためです。これを受け、6月中には「先行営業施設開設準備協議会」を新たに立ち上げます。
築地新市場は場外市場地域の中央区有地約4,000平方メートルに建設し、鮮魚、青果約100店舗を営業する計画です。開設準備協議会はこうした出店者の募集条件、選定方法などのルールづくりや設計等に携わります。東京都も築地の新たなまちづくりに協力的で、場内の勝どき門駐車場を荷捌スペースとして活用できるよう協議してまいります。
「築地」は日本の食文化の拠点、さらに世界有数の観光スポットとして発展してきており、今後もそうした点を損なうことのないよう総力を挙げてまいります。
中央区としては東京都がすすめる豊洲新市場への移転を容認するとともに、現在の築地市場を発展するべく新市場をつくる計画をたてています。
引き続き築地近辺で営む予定の既存の事業者が、安心して事業を続けていけるように築地の今後の展開も見逃せません。